運搬パレットのリフォームでベッドができる
ベッドは一台で数万円もするので買うのをためらってしまうことがよくあります。ただ、床に布団を敷いて寝ると床が冷たくてつらかったり、毎日布団をたたまないとカビが生えやすかったりするのが悩みになりがちです。
安くベッドを手に入れたいと思ったら、運搬パレットのリフォームを検討してみましょう。運搬パレットは安くて耐久性が高いのが特徴で、DIYのリフォームでも簡単にベッドにすることができます。
運搬パレットはフォークリフトなどで重たい荷物を運搬するのに使う下敷きの荷台のようなものです。すのこのような形状をしている木製の運搬パレットが典型的ですが、比較的軽い荷物の運搬に用いられるパレットにはプラスチック製のものもあります。
どちらもベッドにリフォームすることが可能です。ただ、身体の重さを考えるとプラスチック製では耐荷重が足りないこともあるので木製のパレットにするのが無難でしょう。
運搬パレットは業務用品店や通信販売で購入することが可能です。中古品も出回っていて、業務用品のリサイクルショップでも手配できます。
いろいろなサイズのパレットが販売されていて、ただ組み合わせるだけでベッドにリフォームできるのが魅力です。例えば、典型的なサイズの100センチメートル×120センチメートルのパレットを二つ用意してつなぎ合わせればシングルベッドくらいのサイズで使用できます。パレットはすのこ状になっているので通気性が良く、特に細工をしなくてもそのままマットレスを置いてベッドにすることが可能です。
ただ、木製の運搬パレットをそのまま利用してしまうと、パレット自体にカビが生えるのが問題になります。表面もザラザラとしていて怪我をする恐れがあるので、表面加工のリフォームはしておいた方が良いでしょう。カンナややすりで表面を滑らかにするのが効果的です。
そして、ニスを縫って表面を覆っておけばカビが生えることもなく、安心してベッドとして使っていくことができます。