浴室のタイルが割れてきたら、ユニットバスへのリフォームを検討してみては
浴室には、在来工法とユニットバスの二種類があります。在来工法は、昔ながらの工法で、タイルや水栓金具などを自由に組み合わせ、オリジナリティ溢れる浴室をつくることが可能です。
一方、ユニットバスの場合は、壁や床、浴槽などそれぞれのパーツがあらかじめ工場で製造されており、現場ではそれらを組み立てるだけで完成します。また、工期が短いことも、ユニットバスの特徴と言えます。
在来工法の浴室を使っており、タイルの割れなど不具合を感じてきた場合は、ユニットバスへのリフォームを検討してみてはいかがでしょうか。
ユニットバスはとても気密性が高く、浴槽に保温機能が搭載されているものもあるため、寒い時期でも快適な環境にすることができます。また、在来工法に比べて、水漏れの心配も少なくなるでしょう。メンテナンス性の良さも、ユニットバスが持つメリットのひとつに挙げられます。
床なども乾きやすいよう開発されており、部材同士の継ぎ目も少なくなるため、在来工法に比べてカビや汚れが付きにくくなるのです。中には、ユニットバスは既製品のため「チープな雰囲気になりそう」というイメージを抱く人も少なくありません。
しかし、ユニットバスには様々なグレードがあり、色柄の種類も豊富にあります。そのため、ジャグジーやライトなど、オプションにこだわってsにすることも可能です。
しかしながら、リフォームでユニットバスを取り入れる場合には、注意点もあります。規格サイズとなっているため、元々のスペースに設置できるサイズを選ぶことになります。
リフォーム会社に相談し、最適なユニットバスのサイズを確認するようにしましょう。また、ユニットバスのパーツは、後から追加することが難しいものも多いため、最初に必要なものを全て取り付けておく必要もあります。追加できるオプションは、ユニットバスのシリーズによって異なる場合もあるため、慎重に検討するようにしましょう。
防犯や防災に役立つ窓シャッターをリフォームで
窓シャッターという住宅設備に対して、特に必要性を感じていない人もいるでしょう。しかしながら窓シャッターは防犯と防災効果があります。まずシャッターがない場合、台風のような大雨や防風の日に窓が割れる可能性が出てきます。
突風でいろいろな物が飛んできてガラスを突き破り、建物が破損するかもしれません。さらに住人がケガをする事例も見られます。古い家では、雨が家の中に入ってしまうこともあるでしょう。シャッターがあればそのような災害から建物と住人を守ることができます。
さらに近年は、窓ガラスを割って侵入する空き巣の被害も増えています。窓にシャッターがあると、泥棒も簡単には窓ガラスを割れません。シャッターは触れると音がするので、不審者も警戒して思うように侵入できないはずです。実際に侵入しにくいだけでなく、シャッター付き窓の家を狙う泥棒は少ないです。
空き巣に狙われる確率も低くなることでしょう。住んでいる身としては、安心して暮らせるのは何よりです。よりいっそう防犯効果を高めるなら、電動窓シャッターを設置して窓自体も割れにくいタイプにしておくのが理想です。
防犯や防災に役立つ窓シャッターは、リフォームで後から設置することができます。シャッターにも種類があり、ブラインドタイプやスリットのもの、反対にクローズタイプなどがあります。ブラインド形状は必要に応じて隙間を作ったり閉じたりできる点が便利です。
スリットは程良い自然光を取り入れたり風を通したりできます。クローズタイプは完全な目隠しが欲しいときにふさわしいです。予算や目的に合わせて選びたいものです。ただし、家の中のすべての窓にシャッターを付けるとなると費用がかかってしまいます。
それゆえに、業者に依頼すればどの場所にシャッターが必要であるかもアドバイスしてくれます。予算に合わせて、必要最低限の箇所にのみ設置する方法も良いでしょう。手動か電動かによっても、価格帯が異なります。
リフォームをして屋上に屋根を後付けしよう
屋上の活用はさまざまな建物でおこなわれるようになってきました。
個人宅で屋上を設けるケースはあまり多くありませんが、オフィスビルやマンションでは屋上を設けていることがよくあります。屋上の有効活用の仕方として緑化が典型的ではあるものの、スペースとして他にも有効利用できる方法がたくさんあります。オフィスビルやマンションではテーブルと椅子を設置して食事をしたり、コミュニケーションを取ったりするスペースとしているケースも多くなりました。また、レンタルスペースとして利用者を募っていることもよくあります。
このような運用の仕方をするときには屋根の後付けリフォームをするとポジティブな効果が得られます。
屋上を食事やコミュニケーションの場所として使うときには天気による不安が生じます。晴れていて雨のリスクがない日なら利用する人が多くなりますが、小雨が降っているだけで誰も使わないでしょう。予定を立てて話をするスペースとしては優れていません。また、昼食を食べる場所としての活用を期待する場合には、雨の日には使う人がいないことを想定して、別にスペースを設けなければなりません。
レンタルスペースとして使う場合には雨の場合の対応を検討しなければならないのが問題になりがちです。このような問題を解決することに直結するのが屋上に屋根を後付けするリフォームです。
屋上に屋根を取り付けるのは比較的簡単で、全体を覆うような形で屋根を作ることも、部分的に屋根を付けることもできます。簡単に取り付けられる簡易的な屋根もあれば、しっかりとしていて数日かけて取り付けるような屋根も選べます。屋上をどのように利用するかによって設計をすれば、コストパフォーマンスが高いリフォームになるでしょう。
リフォームをすれば利用が促進されるので、屋上をさらに有効活用できるようになります。目的を明確にして屋上に屋根を取り付けることを前向きに検討してみましょう。